お知らせ

古都奈良の夏の風物詩
奈良の夜

2025.07.25

いよいよ夏が到来。
ぎらぎらと輝く太陽に元気をもらえる半面、
暑さを凌ぎたいときもありますよね。

そこで、心地良い夏の朝・夜にゆったりと愉しめる、
奈良のおすすめイベントをご紹介いたします。

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今回は「夜」編。

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燈花会
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ろうそくの灯りで市内一帯の名所をあたたかく
包み込む、夏の奈良を代表するイベントの一つです。
普段と異なる幻想的で美しい景色が広がります。
日時:8月5日~1419時~2130分)
場所:奈良公園一帯

【奈良大文字送り火
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高円山にある108 基の火床に火が灯され、
日本一大きな「大」の文字が浮かび上がります。
第二次世界大戦で亡くなった奈良県出身の
戦没者を供養するために始められ、
慰霊祭や演奏会などが執り行われます。
日時:8月15点火20 時~)
見学場所:奈良公園飛火野など奈良市内各所

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陽が沈むと、暑さがようやく落ち着きだしますね。
夏の風物詩と言うと、「花火」を
浮かべる方も多いのではないでしょうか。
奈良でも、夏になると各地で
打ち上げ花火を愉しむことができます。

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場所:やまとの夏まつり(大和郡山市)

花火大会の掛け声で
「たまやー(玉屋)」、「かぎやー(鍵屋)」
という言葉を聞いたことがあるかと思います。

この、「玉屋」、「鍵屋」は花火屋の
屋号のことを指しています。
そして、鍵屋の初代 弥兵衛は
実は奈良出身の花火師なのです。

弥兵衛が考案した手持ちの吹き出し花火が
大人気となり、東京 日本橋に拠点を移して
「鍵屋」を始めたとされています。
その後、技術の高さから府ご用達の
花火屋として、夜空を彩ってきました。

ちなみに、「玉屋」は、「鍵屋」からの
のれん分けで誕生しました。

「玉屋」は失火による大火事で
廃業してしまいましたが、
「鍵屋」は現在15代続いており、
今でも私たちの目を楽しませてくれています。

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今年発売した友禅柄【HANABI(花火)】は、
夜空を彩る大輪の花をイメージして染めております。
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